和裁を習い始めて訳わからんわ~といつも思っていたことが「くりこし」「くりあけ」
どいゆうこと?と上級生に訊けるはずもなく・・・・・・・・
皆さんはすぐに理解できましたか?
こうゆうもんだって憶えてって言われて・・・。
仕立てていていろんなケースが出てくるのでそのおかげで自然と理解は出来ました。
今でも説明するのが面倒だから・・その当時の上級生もそうだったのかな。
そのうちわかるでしょうと・・それをねらっていたのかなぁ。
着物を仕立てる・・(襦袢でも、コート、羽織、等々)検反しながら汚れ、折りキズ確認、そして
検尺をします。
そのときにこの反物の長さで指定された寸法で出来るかな??と
調べるのですがこのとき確認するための計算式があります。
和裁をされてる方はこんな基本の事書いてって思われるでしょうが
この記事だけですからご勘弁~
まずは裁ち切り身丈の計算。
裁ち切り身丈とは指定寸法に仕立てるために最低限これだけは必要ですよって計算式です。
この寸法がすべての計算をする基本の数字になります。
1尺の物差しをもって計算します。
そして荒裁ち(見頃・袖・衿衽)
袷の着物の場合・・・(裁ち切り身丈・衿丈・八掛け丈・胴裏丈・揚げ上・揚げした・衿の流れ)←これだけ計算してます。
すべての数字が出ると次はヘラ入れをします。
肩山を決め生地を落ち着かせてヘラ入れをします。
表身頃と胴裏だけにヘラ入れです。
表見頃・・・肩山、袖付け、身八口、1寸1分(揚げ上)、揚げ下、裾
胴裏・・・肩山、袖付け、身八口、胴裏丈(はぎの場所)
↑(これは私が普段仕事をしている進め方です)
後はすべて仕立てながらヘラを入れます。
他の和裁所での経験はないので皆さんはどうされてるんだろう?とふと思いました。
仕立ての手順や方法も全然違うし。
検反・検尺・地直しのあたりは同じでしょうから・・
その次の段階っていったら計算式
この辺までは共通なのかなぁ?
縮みは3分、つけ込みは5分、裾あわせは3分で仕立てているのでその寸法で計算しています。
あっ・・・面接11日に決まりました。
来週伺いますとお伝えしていたんですが、今日開いてますがいかがでしょうと連絡をいただいたんです。
今日は下の記事に書いたとおり事務所のなかは一人
出るに出られず・・カンヅメ中。